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◆プロパン産業新聞 2010年11月9日・第2536号
燃転高度利用WG初会合/アンケート、海外調査実施へ
火力原単位に統一を

 経済産業省は10月29日、「天然ガスの燃料転換・高度利用に関するワーキンググループ」(座長・柏木孝夫東京工業大学教授)の初会合を開催した。WGでは、@燃料転換の促進Aコージェネレーション(燃料電池含む)の利用推進B再生可能エネルギーの導入拡大について検討し、今後の天然ガス燃転・高度利用について取りまとめる方針だ。初会合では、日本エネルギー経済研究所が現状と課題を解説したほか、需要家、ボイラーメーカーが実態をプレゼンした。また、柏木座長はCO2排出量削減評価に用いる原単位について言及していく方針を示した。
 需要家として「燃転とコージェネ導入の取り組み」を説明した平田清・環境推進本部長は、天然ガス系燃料のインフラが利用できる拠点では天然ガス系燃料を主に利用しているとしたうえで、「02年に2割だった国内工場の天然ガス利用率が、09年には8割に拡大している」と燃転の進捗状況を説明。「インフラなどの条件が整えば、石油からの燃転をさらに進める」と今後の方向性を示した。
 また、コージェネのCO2削減効果の算定・評価手法の現状に言及し、「CO2削減効果を適切に評価するため、温対法、経団連自主行動計画、排出権取引制度(東京都)、自治体の温暖化条例などで異なる評価手法を、火力原単位による評価に統一すべき」と主張した。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
11月度CP/2年1カ月ぶり高値
P770j、B800j

 サウジアラビアの国営石油公社サウジアラムコは10月30日、11月度CPを通知してきた。11月度CPは、プロパンが前月比90j値上げの770j/d、ブタンが同95j値上げの800j/dで、2008年10月以来の高値となっている。
 原油価格の指標となるアラビアンライト(AL原油)の10月1日〜31日の平均価格は79・826j/BBL。11月CPのAL熱量換算比はプロパンが117・6%、ブタンが123・9%と割高に向かっている。
 原油価格はWTIは、10月を通して80jから83jで推移した。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
太陽光補助「2割圧縮」、太陽熱普及事業「予算見送り」に
 政府の行政刷新会議は10月27〜30日の4日間、特別会計を対象にした事業仕分け第3弾を実施した。エネルギー対策特会(経済産業省など共管)のうち、「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」について、予算の20%をめどに予算を縮減。新規事業の「家庭用太陽熱利用システム普及加速化事業」は、来年度の予算計上は見送りと判定し、事実上廃止となった。
 経産省の住宅用太陽光発電事業は経産省主導の事業。仕分け人は、「余剰電力買取制度の普及と連動しながら、補助終了に向けた検討を行うべき」「財源があるから事業を行うという典型例だ」などと指摘し、システム価格の低下、地方公共団体による補助拡充を勘案し20%をめどとして予算要求の圧縮を図るとした。来年度の概算要求では429億円を計上していた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
秋の叙勲/旭日小綬章に金山氏、川上氏、旭日双光章に宮崎氏
秋の褒章/宇田川氏に藍綬褒章

 平成22年秋の叙勲が3日、発令された。
 LPガス業界関係から、元山形県石油商業組合理事長の金山宏一郎氏(72歳、山形県)、元四国瓦斯社長の川上昭一氏(70歳、愛媛県)が旭日小綬章。元徳島県エルピーガス協会会長の宮崎武氏(74歳、徳島県)が旭日双光章を受章した。
 また、平成22年秋の褒章では、茨城県石油商業組合理事長の宇田川雅明氏(61歳、茨城県)が藍綬褒章を受章した。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
ボンベ転倒で容器に穴/付近の突起物に注意を
 原子力安全・保安院中国四国産業保安監督部四国支部は10月21日、四国4県のエルピーガス協会、高圧ガス保安協会及び日本簡易ガス協会四国支部などに対して、“LPガス容器の転倒に伴うガス漏洩”について注意喚起文書を発出した。
 9月30日に、四国管内において簡易ガス事業でLPガス供給を行っている特定製造所で、ガス事業者がLPガス容器交換を行っていた際に誤ってLPガス容器を倒してしまった際に、特定製造所の建屋入り口に設置していた静電気除去板(帯電防止用のアース線につないでいる鉄板)を固定しているボルトの上に倒れたために、LPガス容器(50`c)の側面に穴が開き、中のLPガスが全量漏洩する事故が発生したことによるもの。
 作業員は直ちに消防、警察、県、同支部へ通報し、消防等による周囲への周知、火気を取り扱わないよう注意喚起等、適切な措置がなされ、大事には至らなかった。
 注意喚起では、高圧ガス容器の交換場所付近において、転倒時に高圧ガス容器へ危険を及ぼすような突起物等がないか確認するとともに、ある場合は、可能な範囲での対応等を要請している。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
サイサン デリバリーコンテスト/最優秀賞は小野松氏(ガスネット)
第7回「デリバリー・サービスコンテスト」参加者
 サイサン(さいたま市、川本武彦社長)は10月16日、埼玉県上尾市のガスワンパーク上尾で、第7回「ガスワングループデリバリー・サービスコンテスト」を開催した。
 コンテストはガスワングループ全体での「配送業務のレベル向上」「保安の確保」「お客さまとの関係強化」の充実を目的とし、2004年から毎年開催している。今回は、各地域のガス配送担当者のなかから予選を勝ち抜いた代表11人が出場し、「原点回帰」をテーマに、配送サービスの基本徹底と顧客とのコミュニケーション能力の向上を重点項目として実施。
 設定は、中国出身で日本語が得意ではない主婦とのあいさつや会話、LPガスに関する簡単な門答、クレーム対応とした。
 容器交換業務、保安業務、接客応対について審査し、接客応対では、専門用語を使わず子どもでも理解できる平易な説明ができるかに主点を置いた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
トーエル/コールセンター職員向けに保育園をオープン
 トーエル(横浜市、中田みち社長)は1日、事業所内保育施設として、横浜市港北区に「ローズ保育園」を開園した。
 昨年開設した150人体制の大型コールセンターに勤務する女性職員を対象に、仕事と育児が両立しやすい職場環境づくりを支援するもの。一企業が保育園を開園するのは、横浜市、港北区でも初のケースで、子育て支援のモデルとして期待される。
 同保育園は敷地面積約363平方bに木造2階建て延べ床面積約230平方メbで建設、野外遊び場165平方bを有している。太陽光発電を設け、乳児・幼児保育室はすべて床暖房フローリングとした。
 勤務地となるコールセンター内には個人専用駐車場を完備し、時差出勤による効率的な通勤と、子どもの送り迎えを可能にした。同保育園の開設により、コールセンターへの長期勤務ができるようになり、経験豊富なコミュニケーターの養成が図られる。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
地場の小規模事業者が協力/滑川プロパンガス商業協組、志一つに大きな仕事
滑川プロパンガス商業協同組合事務所の前で(左から砂子良治専務理事、上田邦夫理事長、折田京子事務員、毛利昭二理事)
 規模の小さな販売店は、どのように生き残っていけば良いか―。LPガス業界が抱える永遠の命題に、30年以上挑み続けている事業者の集団がある。富山県滑川市の小売専業者の集まりである滑川プロパンガス商業協同組合(上田邦夫理事長)は、30年以上前に今後のLPガス販売事業継続に強い危機感を抱いた、地元の小売事業者同士が集まって結成された。
 その後、地元で信頼を得るため、同協組は行政や地域の行事などに積極的に参加し、「組合員は皆平等」の考え方のもとに、資金や人員の供出が必要なときは平等に出資し、無償で行事などに参加した。協組の運営も軌道に乗り利益も出るようになるまでに成長したとき、今度は地元に利益を還元する方策を取り、地元との強い信頼関係を築き上げた。
 そして今後を見据えて同協組では、各組合員が抱える一般家庭の小売先をすべて同協組に集約することで、今後も続く厳しい経営環境を乗り切ろうとしている。
 同協組がこれまで歩んできた道のりを、「危機感の共有」「信頼の獲得」「利益の還元」「協調から統合」の4つのキーワードで追ってみた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
やっぱりガスだね!! 関西キャンペ/コンロ、エコジョーズ部門をミツウロコ関西支店が制覇
 「やっぱりガスだね!!」キャンペーンに参加する販売事業者で、関西地区のオール電化対抗と環境問題への取り組みとして過去7年にわたり実施されている「関西地区対抗キャンペーン」の表彰式が10月28日、大阪市のメルパルク大阪で開催された。高効率コンロとエコジョーズを、6月から9月末までの期間で、各社の昨年の販売実績を基準に達成率を競い、上位4社を表彰した。
 両部門とも1位はミツウロコ関西支店、2位は大阪ガスLPG、3位は伊藤忠エネクスHL関西、4位はダイネン、5位はシナネン関西支店となった。
 5社の販売総数は高効率コンロ3435台、エコジョーズ1632台。
 藤間富春ミツウロコ関西支店長はあいさつで、「キャンペーンにはたいへんなプレッシャーを感じて取り組んだ。これからも地道な販売活動を続けていきたい」と述べた。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
静岡県協/「環境・森林フェア」で安全・快適・美味しいガス訴求
SiコンロとIHの比較調理では味の違いに驚きの声も
 静岡県エルピーガス協会(安本弘幸会長)は10月30、31日、静岡市のツインメッセ静岡で開催された「第8回しずおか環境・森林フェア」に出展した。
 同イベントは「さあ、取り組もう!環境のこと、森のこと。」をテーマに、県内を中心とした企業、団体、行政などが一堂に会し、地球温暖化防止など環境問題への取り組み事例や環境にやさしい製品、技術など多彩な情報を発信した。
 そのなかで静岡県協のブースでは、「LPガスで快適なくらし」をキャッチフレーズに、正しいガス利用法や安全装置への認識を深められるよう「安全周知用実験装置」や、大地震から暮らしを守る「耐震自動ガス遮断装置」についての啓発パネルなどを使用してわかりやすく説明した。
 また、快適な暮らしを演出する「エコクッキングひろば」を設け、ガスの炎によるSiセンサーコンロとIHクッキングヒーターの比較料理実演を開催。同じ食材と同じ分量を使って「鶏のピリ辛卵とじ」を調理すると、会場内に広がる匂いに誘われて、たくさんの来場者が集まった。試食した来場者からは「ガスの火を使った方がおいしい」と、味の違いに驚きの声が上がった。(詳細はプロパン産業新聞2010年11月9日付で)
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